专利摘要:

公开号:WO1989003466A1
申请号:PCT/JP1988/001033
申请日:1988-10-11
公开日:1989-04-20
发明作者:Mikio Sugimoto
申请人:Mikio Sugimoto;
IPC主号:E04G9-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] せ き 板張設用 シ一 卜 技術分野
[0003] こ の発明 は 、 コ ン ク リ ー ト 打 ち 込み の鋅型 と な る コ ン ク リ ー ト 型枠の う ち 、 コ ン ク リ ー ト と 直接接す る せ き 板の表面側 ( コ ンク リ ー ト と 接する 側 ) に 両 面テ ープや接着剤、 あ る い は釘ゃステ ー ブル等で取 り 付 け て 使用 さ れる せ き 板張設用 シ一 ト に 関す る 。 背景技術 .
[0004] 3 ン ク リ ー 卜 工事 に お い て は 、 コ ン ク リ ー ト を型 枠内 に打 ち 込む こ と に よ り 施工す る が、 従来の型枠 に あ つ て は 、 コ ン ク リ ー 卜 が直接接す る せ き 板 に 何 も工夫 を し て い な か っ た の で 、 以下 に述べる よ う な 問題が めノっ 7こ o
[0005] す な わ ち 、 一般 に 、 単 位 水 量 が 多 い 程 、 コ ン ク リ ー ト の混練作業や打 ち 込み作業が容易 に な る が 、 そ の反面、 単位水量が多 く な る と 、 コ ン ク リ ー ト の 打 ち 込み を終 つ た後 も 固体粒子の沈下 に 伴 っ て 余分 な水が分離 し て上昇す る と レヽ ぅ レヽ ゎ ゆ る ブ リ ー ジ ン グ現象が激 し く な り 、 こ の ブ リ ー ジ ン グ現彖 に よ つ て 、 ユン ク リ ー ト の上部が多孔質 に な つ た り 、 骨材 粒の下面に水膜が生 じ て セ メ ン ト ペース 卜 と の付着 が弱め ら れる 結果、 コ ン ク リ ー ト の強度 , 水密性及 び耐久性が損われる と い う 不都合が生 じ る と 共に 、 コ ン ク リ ー ト の表面に は水 あ ばたや空気あ ばたが生 じ 易い 。
[0006] ま た 、 打ち 込み を終 っ た コ ン ク リ ー ト が所定の 品 質を確保する ため に は 、 一定期間の養生が必要で あ り 、 こ の養生期間中 は コ ン ク リ ー ト の瘟度が一定温 度 ( 一説 と し て好ま し く は 2 0 。C前後 ) に保持さ れ る 必要があ る が、 従来の コ ン ク リ ー ト型枠に は特別 な断熱保温効.杲は な く 、 従 っ て寒冷地や冬季に は養 生期 ^. 長 く な る と 共に 、 養生が不十分 に な り 、 ュ ン ク ー 卜の品質低下を き たす 。 ま た、 特に寒冷地 に あ :ら て は 、 コ ン ク リ ー ト 中 の水分が凍結 し て セ メ :ト の水和反応が起 き ず、 コ ン ク リ ー ト が硬化 し な く な る 。 尚 、 セ メ ン ト が水和す る 際に は水和熱を発 生 して コ ン ク リ ー ト 自 体が内部か ら 発熱する ため 、 外気温度が特別低 く な い限 り は養生に必要な コ ン ク リ ー 卜 温度を得る こ と がで き る が、 外気瘟度の影響 を受け る コ ン ク リ ー ト 表面部 と 内部 と の間 に温度差 を生 じ 、 こ の内外の瘟度差に よ っ て コ ン ク リ ー 卜 に ひ び ftれ が生 じ る 。 そ し て 、 こ の ひ び割れの程度 は 、 外気温が低 く な る に つれ、 ま たセ メ ン ト の癸熱 量が多 く な る に つ れて増大す る 。 ま た 、 外気温の変 動幅が犬-き く な る と 養生 中 に お け る コ ン ク リ ー ト の 温度 に も変動を き た し 、 こ の温度変化 に よ っ て 養生 が不十分 に な り 、 製品強度が低下す る 。
[0007] ま た 、 最近で は コ ン ク リ ー ト の地肌を そ の ま ま 生 か し た建築がブーム に な り つ つ あ る が 、 従来の型枠 で は何も工夫 を し て い な か つ たの で 、 コ ン ク リ ー ト 打設 と 同時 に コ ン ク リ ー 卜 の表面 に 凹凸模様 を付け る こ と が で き な か っ た 。 そ の た め 、 従来 に あ っ て は 、 粘着性の強い特殊な'コ ン ク リ ー ト を塗装用 ロ ー ラ で塗布す る こ と に よ り 、 ロ ー ラ 面か ら 離れる 際の 糸引 き 作用 を利用 し て塗布表面を凹凸状 に形成す る 方法か 、 又 は特殊 な コ ン ク リ ー ト を コ ン ク リ ー ト 表 面に粒状に 吹 き 付け る こ と に よ っ て 凹凸表面 を形成 す る 方法か 、 あ る い は コ ン ク リ ー ト 表面 に上塗 り し たモ ル タ ル等の表面に 、 各種の道具 を用 い て 任意の 凹凸模様を形成す る 方法等に よ り コ ン ク リ ー ト 表面 に 凹凸模様を付 け て い た が 、 いずれの場合 も コ ン ク リ ー ト 打設後 に別工程 と し て行なわれ る も の で あ る ため 、 多大 な 時間 と 労力 を必要 と し 、 コ ス ト が大幅 に増大す る 。
[0008] そ こ で 、 前記の 問題の う ち 、 余剰水 と 気泡 に よ る 水 あ ばた や.空気あ ば た の発生 を防止 す る た め の手段 と し て 次の よ う な せ き 板張設用シ ー ト が 、 近時 、 提 案されて い る 。
[0009] ( 1 ) 織り 目 を 2 ミ ク ロ ン以下 と 小さ く し た二重の 織布か ら 構成さ れた シー ト で 、 直径 3 〜 5 m mの 穴を 5 〜 1 0 c m問隔で多数あ け たせ き 板に接着 剤ゃステーブル等で取 り 付け ら れて使用 さ れる も ので あ る 。
[0010] ( 2 ) 透水用 シー ト と排水用ネ ウ ト の二屠か ら 構成 さ れ た シー ト で 、 せ き 板の 表面 に 接着剤 ゃ ス テ ーブル等で取 り 付け ら れて 使用 さ れ る も ので あ る 。
[0011] ( 3 ) メ ク シ ュ妆不織布に高吸水性のポ リ マー を含 浸さ せたシー ト で 、 せ き 板の表面に接着剤ゃス テ ープル等で取 り 付け ら れて 使用 さ れる も ので あ る 。
[0012] し か し なが ら 、 こ の よ う な従来の シー ト に あ っ て は、 余剰水や気泡の排出を行な う こ と がで き る が、 前記 の よ う な 断熱保温効果 が な い 。 ま た 、 コ ン ク リ ー ト の表面に コ ン ク リ ー ト 打設 と 同時に 凹凸模様 を付け る こ と も で き な い 。 ま た、 コ ン ク リ ー ト 打設 後、 コ ン ク リ ー ト が必要な強度に達 し た と き 、 コ ン ク リ ー ト か ら シー ト を剝がす こ と に な る が 、 従来の シー ト は 、 い ずれも は く り 性が よ く な いの で 、 コ ン ク リ ー ト 打設前 に は く り 剤 を塗布 し な ければ な ら ず 作業性が悪い上に コス ト がかか る 。 ま た 、 は く り 剤 を塗布 し て も セ メ ン ト ペース ト が 織 り 目 ゃ繊雜等の間 に浸入 し て 固化 し 、 シ ー ト が コ ン ク リ ー ト と 密着 し て 、 こ の シ ー ト を 剝 が す の に ジ ャ ツ キ等を使用 し て行なわ な ければな ら ず作業性 が悪い と い う 周題点があ る 。 発明の開示
[0013] 太発明 は 、 .こ の よ う な 従来のせ き 板張設用 シー ト が有す る 問題点 に 鑑み発明 し た も の で あ り 、 その 目 的 と す る と こ ろ は 、 コ ン ク リ ー ト 中 の余剰水 と 気泡 を排出 す る と 共に断熱保温効果を達成 し 、 かつ 、 コ ン ク リ ー ト か ら の は く り が容易な せ き 板張設用 シ一 卜 を提供す る こ と に あ る 。
[0014] ま た 、 术発明 は 、 コ ン ク リ ー ト 打設 と 同時に コ ン ク リ 一 ト 表面に 凹凸模様を形成す る こ と がで き る せ き 板張設用 シ一 ト を提供す る こ と を二次的 目 的 と す る 。
[0015] *発明 は 、 こ の よ う な 目 的 を達成す る ため に 、 独 立気泡の発泡合成樹脂シー ド層の裏面側 に その面方 向 に連通す る 多数の排水路形成用窪み部を形成す る と 共 に 、 該発泡合成樹脂 シ ー ト 層 に は前記排水路形 成用窪み部 と 連通す る 多数の通水小孔 を開設 し た構 成 と し た 。 ,
[0016] 発泡合成樹脂シ ー ト 層の表面側 に は任意の 凹凸模 様を形成する こ とがで き る 。
[0017] *発明のせ き 扳張設用 シー ト は 、 コ ン ク リ ー 卜 に 接す る せ き 板 と 、 こ れを支持する 支保ェゃ緊結材か ら 搆成さ れる コ ン ク リ ー ト 型枠の う ち コ ン ク リ ー ト と 直接接する せ き 板の表面側 に取 り 付けて 使用 され る も の で あ る 。 せ き 板へ の シ 一 ト の 取 り 付 け方法 は、 シー ト の裏面に あ ら か じ め感圧性接着剤を付着 形成 し て お き 、 こ れでせ き 板の表面に取 り 付けて も よ い し 、 シー ト と は別体の両面テ ープや接着剤、 又 は 、 釘やステ一プル等で取 り 付けて も よ い し 、 せ き 板の製造段階で あ らか じめ シー ト を取 り 付けて いて も よ い 。
[0018] 太発明のせ き 板張設用 シ一 ト を取 り 付け たせ き 板 を用いて コ ン ク リ ー ト を打設する と き は 、 支保ェ と 緊結材を用いてせ き 板を組み立て たの ち 、 せ き 板の 間に コ ン ク リ ー ト を打 ち 込む 。 そ し て 、 打 ち 込ん だ コ ン ク リ ー ト が必要な強度を備え たの ち に 、 せ き 扳 を取 り 外す 。
[0019] *発明 の せ き 扳張設用 シー ト は 、 前記の よ う に搆 成さ れて い る ので 、 コ ン ク リ ー ト 中 の余剰水 と 気泡 を通水小孔 と 排水路形成用窪み部を経て型枠外 に排 出 さ せ る こ と がで き る 。
[0020] し たが っ て 、 余剰水や気泡の存在 に よ る 水 あ ばた や空気あ ばた を防止 して 、 密実で耐久性に 富んだ コ ン ク リ ー ト 軀体 を成形す る こ と が で き る 。 - ま た 、 术発明の せ き 扳張設用 シ ー ト は 、 発泡合成 樹脂シ ー ト 層 に よ つ て 空気 断熱層 が 形 成 さ れ る の で 、 外気の温度が低い場合で あ っ て も コ ン ク リ 一 ト 表面部か ら の放熱を抑制 し て 、 内外温度差の発生 に よ る コ ン ク リ ー ト の ひび割れを防止す る こ と がで き る し 、 又、 養生温度の安定 に よ り 養生期間 を短縮す る こ と がで き 、 かつ 、 製品の圧縮強度を早期 に 高め る こ と がで き る 。
[0021] ま た 、 太発明 のせ き 板張設用 シー ト は 、 発泡合成 樹脂シー ト 層で構成さ れて い る か ら 、 コ ン ク リ ー ト か ら のは く り が容易で あ り 、 従 っ て 、 は く り 剤の塗 布が必要で な く 作業性を 向上 さ せ る こ と がで き る 。 . ま た 、 発泡合成樹脂シ ー ト 層の表面側 に 凹凸模様 を形成 し た と き は 、 コ ン ク リ ー ト 表面 に き め細か な 美 し い 凹凸模様 を形成す る こ と がで き 、 従 っ て 、 建 造物の表面に コ ン ク リ ー ト の地肌 をそ の ま ま 生 か し た凹凸模様を形成す る こ と が で き る 。 ま た 、 コ ン ク リ ー ト 打設 と 同睁に 凹凸模様が形成さ れ る ので 、 大 幅な コス 卜 の低減化が可能で あ る 。 図面の 簡単 な説明
[0022] 第 1 図 は木発明 の せ き 板張設用 シ一 卜 の一実施例 を示 す平面図、 第 2 図 は第 1 図の X 部 を拡大 し た平 面図、 第 3 図は本発明実施例のせ き 板張設用シー ト の一部を拡大 し た端面図、 第 4 図 は术発明実施例の せ き 板張設用シ一 ト の使用状態を示す一部拡大説明 図、 第 5 図、 第 6 図、 第 7 図は术発明のせ き 扳張設 用シー ト の他の実施例の一部を拡大 し た端面図、 第 8 図は未発明実施例のせ き 板張設用シ一 卜 の使用状 態を示す一部拡大説明図、 第 9 図は太発明のせ き 板 張設用 シ一 ト の 他の 実施钶の 一部 を拡大 し た端面 図、 第 1 0 図 , 第 1 1 図 , 第 1 2 図は本発明のせ き 板張設用 シー ト の他の実施例の一部拡大平面図、 第 1 3 図は太発钥のせ き 板張設用 シー ト の他の実施例 を示す一部拡大底面斜視図、 第 1 4 図は太発 ¾のせ き 扳張設用シー ト をせ き 板にステ ーブルで取付け た 状態を示す斜視図で あ る 。 癸明 を実施する ための最良の形態 以下、 本発明 の実施例を図面に基づいて詳細に説 明 す る 。
[0023] ま ず、 実施例の構成を説明す る 。
[0024] こ の実施例のせ き 扳張設用 シー ト A は.、 第 1 図〜 第 3 図 に 示 す よ う に 、 発泡合成樹脂 シ ー ト 層 1 に よ っ て構成さ れて い る 。
[0025] 前記発泡合成樹脂シー 卜 層 1 は 、 主に打 ち 込 ま れ た コ ン ク リ 一 ト の表面に空気断熱層を形成す る ため の 層 で あ り 、 こ の 実施 例 で は 独 立 気泡 ( 1 5 倍発 泡 ) の発泡ポ リ エチ レ ン シ ー ト 1 0 が用 い ら れて い る 。
[0026] ま た 、 こ の発泡ポ リ エチ レ ン シ ー ト 1 0 の裏面側 に は縦横 に交差す る 多数の溝状の排水路形成用窪み 部 1 1 が形成 さ れる と 共 に 、 該窪み部 1 1 の底部 に は発泡ポ リ エチ レ ン シー ト 1 0 を貫通す る 多数の通 水小孔 1 2 が開設さ れて い る 。
[0027] こ の通水小孔 1 2 は発泡ポ リ エチ レ ン シー ト 1 0 に瀘過排水機能を持たせ る ため の も の で あ り 、 こ の 実施例では直径 0 . 1 〜 0 .7 in mの丸孔か ら な る 通水小 孔 1 2 を縱横 に 多数開設さ せて い る 。 こ の通水小孔 1 2 の配置パ タ ー ン は 、 打設さ れる 生 コ ン の配合 、 す な わ ち セ メ ン ト 量、 水分量、 骨材の大 き さ と 量等 に応 じ て適宜決定 さ れる 。
[0028] 次 に 、 本実施例の作用 を説明 す る 。
[0029] 本実施例のせ き 板張設用 シ一 ト A は前記構成 よ り 成る た め 、 ま ず、 せ き 扳張設用 シ ー ト A の裏面側 を コ ン ク リ ー ト 型 枠 の せ き 板 S の 表 面 に 当 っ て 、 ス テ 一 プル a で止め る こ と に よ り 、 第 1 4 図 に示す よ う に せ き 板張設用 シ一 卜 A をせ き 板 S の表面 に 内張 り す る こ と がで き る 。 せ き 板 S の材料 に は 、 太材 · 鋼板 ♦ ア ル ミ ニ ウ ム 合金板 · 合成攆脂扳 · 紙 ♦ ボ ー ド 類 ♦ コ ン ク リ ー ト 製品が あ り 、 ス テ ー プルで せ き 0 扳張設用 シー ト A を止め る と き は木材等に 限定され る が、 両面テ ー プや接着剤で取付 け る と き は他—の材 料の も ので あ っ て も よ い 。 尚 、 図中 1 3 で示す も の はせ き 扳 S に形成 し た水抜孔で あ り 、 コ ン ク リ ー ト 中 の 余剰水 を 速 や か に 排 出 さ せ る た め の も の で あ る 。
[0030] そ し て 、 せ き 板張設用 シー ト A を内張 り し たせ き 板 S を支保ェ と 緊結材で も っ て組立て 、 せ き 板 S の 間に コ ン ク リ ー ト を打ち込む 。 型枠は打 ち 込んだ コ ン ク リ ー ト が必要な強度に達 し たの ち 取 り 外す こ と にな る が、 その際、 せ き 扳張設用 シー ト Aがせ き 板 S か ら 外れて コ ン ク リ ー ト の表面に付着 し たま ま に な っ てい て も発泡ポ リ エチ レ ン シー ト 1 0 は コ ン ク リ ー ト K と の親和性が な く は く り 性に優れて い る の で 、 手で も っ て 剝 ぐ こ と がで き る 。
[0031] そ し て 、 *実施例の せ き 板張設用 シー ト A に あ つ て は、 上述の よ う に 、 独立気泡の発泡ポ リ エチ レ ン シー ト 1 0 の裏面側に縦横に 交差す る 多数の溝状の 排水路形成用窪み都 1 1 が形成さ れ、 こ の窪み部 1 1 に よ っ て せ き 板 S と 発泡ポ リ エチ レ ン シー ト 1 0 の裏面 と の間 に連続す る 排水路 H が形成さ れる と 共 に 、 発泡ポ リ エチ レ ン シー ト 1 0 に は前記排水路 H に連通す る 多数の通水小孔 1 2 が開設さ れて い る の で 、 コ ン ク リ ー 卜 K 中 の余剰水 と 気泡が前記通水小 孔 1 2 及び排水路 H 内 を経 由 し て 外部へ拂出 さ れ、 従 っ て 、 コ ン ク リ ー ト K の 単位'水 量 が 多 く て も ブ リ ー ジ ン グ現象の発生 を抑止 し て コ ン ク リ ー 卜 の 硬度 , 水密性及び耐久性 を高め る こ と がで き る と 共 に 、 コ ン ク リ ー ト 表面の水 あ ば た や空気 あ ばた の発 生が防止 さ れ、 かつ 、 水の流れ に乗 っ て セ メ ン ト 粒 子ゃ鈿骨材が コ ンク リ ー ト 表層部 に 集 ま っ て表層部 の コ ン ク リ ー ト 組織が密実に な る ので 、 美 し い コ ン ク リ ー ト 表面が形成さ れ 、 し か も 、 コ ン ク リ ー ト 表 層強度の 向上に よ っ て耐久性を大幅に向上で き る よ う に な る 。
[0032] ま た 、 独立気泡の発泡ポ リ エチ レ ン シ ー ト 層 1 0 に よ っ て コ ン ク リ ー ト 表面 と 接す る せ き 板 S の表面 に空気断熱層が形成さ れ 、 コ ン ク リ ー 卜 表面が断熱 保温 さ れた状態で 養生が行 なわれ る の で 、 水和熱で 加温 さ れた コ ン ク リ ー ト 内部の温度 よ り 外気の温度 が低 い 場 合 で あ っ て も 、 空気 断熱屠 に よ る コ ン ク リ ー ト 表面部の直接的保瘟効果 に よ っ て コ ン ク リ ー ト 表面部の故熱が抑制 さ れ 、 従 っ て 内外温度差の発 生 に よ る コ ン ク リ ー ト K の ひび割れが防止で き る よ う に な る 。
[0033] ま た 、 上 述 の よ う な 優れ た 断熱保 瘟 作 用 に よ つ て 、 外気温の変動 に よ る 影響を激減さ せ 、 養生 中 に お け る コ ン ク リ ー 卜 の温度変化 を最小限度 に 抑 え る 2 こ と がで き る ので 、 養生瘟度の安定に よ っ て コ ン ク リ ー ト の強度がで は じ め る 時期を早めて養生期間が 短縮される と 共に 、 製品の圧縮強度を高め る こ と が で き る よ う に な る 。
[0034] ま た、 せ き 板 S に コ ン ク リ ー ト K 中 の余剰水 を挵 出する 水抜孔 1 3 を設ける こ と で 、 余剰水の排出効 率を高め る こ と がで き る よ う に な る 。
[0035] 尚、 コ ン ク リ ー ト 打設時はその側圧に よ っ てせ き 扳張設用 シー ト A は圧縮されて薄 く な る が、 は く り する と は く り 時の は く り 抵抗 と 素材の弾力性に よ つ て,ほぼ元の厚さ に復元され、 こ の復元作用 に よ っ て 通水小孔' 1 2 内の 目 詰 ま り が 自 動的に解消される の で 、 何度で も繰 り 返 して使用す る こ と がで き る 。
[0036] ま た、 コ ン ク リ ー ト K と 接す る 発泡ポ リ エチ レ ン シー ト 1 0 は コ ンク リ ー ト K と の親和性がな く は く り 性に優れて い る ので 、 は く り 剤の塗布や は く り 後 にお け る付着 コ ン ク リ ー ト の除去作業を省略で き 、 作業能率の 向上 と 労力の軽減化が可能に な る 。
[0037] 次に 、 第 5 , 6 , 7 , 9 図に示すも の は 、 本発钥 の せ き 扳張設用 シー ト の他の実施例を示す も ので あ り 、 ま た 、 第 8 図に示す も の は 、 第 7 図 に示すせ き 板張設用 シ一 ト の使用状態を示す も ので あ る 。
[0038] 第 5 図に示すせ き 扳張設用 シ ー ト B は 、 発泡ポ リ エチ レ ン シ ー ト 1 0 の裏面側 にその外面 を剥離紙 1 3
[0039] 4 で保護 さ れた感圧性接着剤 1 5 が付着形成さ れて い る こ と が前記実施例 と 相違す る だ け で その他の耩 成は前記実施例のせ き 板張設用 シ ー ト A と 同様で あ る 。 本実施例のせ き 板張設用 シー ト B は 、 剝離紙 1 4 を剥 ぎ取 っ た後、 せ き 板の表面に感圧性接着剤 1 5 を押圧す る こ と よ り せ き 板 S に 内張 り す る も の で あ る 。
[0040] 第 6 図に示すせ き 板張設用 シー ト C は 、 発泡ポ リ エチ レ ン シ ー ト 1 0 の表面側 に エ ン ボス 加工 に よ る 凹凸模様 1 6 が形成さ れて い る こ と が前記実施例 と 相違す る だ け で そ の他の構成は前記実施例のせ き 板 張設用 シー ト A と 同様で あ る 。 *実施例の シー ト C は、 コ ン ク リ ー ト 面 と 接す る 発泡ボ リ エチ レ ン シー ト 1 0 の表面側 に 凹凸模様 1 6 が形成さ れて い る の で 、 前述の よ う に密実な コ ン ク リ ー ト 表面 に き め細 か な美 し い凹 ώ模様を形成す る こ と がで き る 。 従 つ て 、 建造物の表面 に コ ン ク リ ー ト の地肌をそ の ま ま 生か し た凹凸模様を形成す る こ と がで き 、 し か も 、 コ ン ク リ 一 ト 打設 と 同時 に 凹凸模様が形成さ れ る の で 、 大幅な コ ス 卜の低減ィヒが可能で あ る 。
[0041] 第 7 図に示すせ き 板張設用 シ一 ト D は発泡ポ リ ェ チ レ ン シ ー ト 1 0 の 表面側 に エ ン ボス 加工 に よ る 凹 凸模様 1 6 が形成さ れ る と 共に裏面側 に そ の外面 を 剝離紙 1 4 で 保護 さ れ た感圧性接着剤 1 5 が付着形 成さ れて い る こ と が前記実施例のせ き 板張設用 シ一 ト A と ; g違す る 。
[0042] 第 9 図に示すせ き 板張設用 シー ト E は 、 発泡合成 樹脂シー ト 曆 1 を発泡ポ リ エチ レ ンで は な く 表面に ポ リ エチ レ ン フ ィ ルム 1 7 を ラ ミ ネ ー ト し た発泡ポ リ スチ レ ン 1 8 で形成 し た こ と が前記実施例 と 相違 す る だ けで 、 それ以外の構成は前記実施例のせ き 板 張設用 シー ト A と 同様 で あ る 。 尚 、 ポ リ エチ レ ン フ ィ ルム 1 7 を ラ ミ ネ ー ト し たの は発泡ポ リ スチ レ ン 1 8 に強度を も たせる と 共に は く り 性を 向上さ せ る ためで あ る 。
[0043] 第 1 0 図に示すせ き 板張設用シー ト F は、 棻泡ポ リ エチ レ ン シー ト 1 0 に形成 し た通水小孔 1 2 を裟 ス リ ッ ト と 横ス リ ツ 卜 で構成 し 、 かつ 、 こ れ ら を前 後左右に交互に S置さ せたパ タ ー ン に形成さ せ た こ と が前記実施例のせ き 扳張設用シー ト A と 相違す る だ けで あ る 。
[0044] 第 1 1 図 , 第 1 2 図 に 示 す せ き 扳張設用 シ ー ト G , H は 、 発泡ポ リ エチ レ ン シー ト 1 0 に形成 し た 通水小孔 1 2 をス リ ッ 卜 と 丸孔で形成さ せた こ と が 前記実施例のせ き 扳張設用 シー ト A と 相違す る も の で あ る 。
[0045] 以上、 本発明の実施例 を図面に よ り 詳述 して き た が、 具体的な構成は こ の実施例 に 限定される も の で 5 は な い 。
[0046] 例え ば、 実施例で は 、 通水小孔 と し て 直径 0.1 〜 0.7 mmの丸孔を多数開設す る 場合 を示 し たが 、 こ れ に限定 さ れる も の で は な い 。 丸孔の径が 0 , 7 π ω以上 で あ る と セ メ ン ト ペース ト ( ノ ロ ) が丸孔 よ り 流出 し て外観を損な う 恐れがある し 、 又、 0.1 mm以 下で あ る .と 余剰氷や気泡の排出が遅 く 作業性が損 なわれ る 恐 れ が あ る か ら 、 実 施 例 で は 通 水 小 孔 を 直 径 0.1 〜 0,7 mmに形成 し たが、 外観が問題に な ら な い と こ ろに使用 す る と き や作業性が少 し ぐ ら い損なわ れて も よ い と き は 、 こ の範囲外で あ っ て も よ く 、 要 は 、 打設 さ れ る 生 コ ン の 配合 、 す な わ ち セ メ ン ト 量、 水分量、 骨材の大 き さ と 量等に応 じ て 、 適宜块 定さ れ る も の で あ る 。 又 、 通水小孔 と し て は 、 前記 丸孔ゃス リ ウ ト 以外の形状で あ っ て も よ い 。 ス リ ヅ ト と し て は 、 例え ば、 幅 0.1 〜 0.2 mm前後 、 長 さ 1 0 mm前後 の も の を 発泡 合成樹脂 シ ー 卜 屠 に 約 5 mm ビ ツ チ で均等に S列す る こ と が、 シー ト 層の耐久性 や仕上 り 等の点か ら 好 ま し いが 、 こ れ に は限定 さ れ ず、 幅 、 長さ 、 ピ ッ チ も 任意に 設定で き る 。 又 、 ス リ ッ ト の形状 と し て は 、 + 状 、 - 状 、 円弧状、 波状 等が あ り 、 又、 そ の配設パ タ ー ン も 、 各種の も の が あ る 。 尚 、 丸孔ゃ他の形状の .も の の配設パ タ ー ン も 任意で あ る 。 6 ま た、 実施例で は 、 発泡合成樺脂シー ト 曆の具体 例 と して 1 5 倍発泡の発泡ポ リ エチ レ ン シー ト を用 い る 場合を示 し たが、 こ れに は限定さ れず、 その他 に発泡ポ リ ス チ レ ン , 発泡ポ リ 塩化ビニー ル , 発泡 ポ リ プ ロ ピ レ ン , 独立気泡の発泡 ラバー等の よ う に 発泡合成樹脂で あれば よ く 、 ま た発泡倍率も任意で あ る 。 尚 、 発泡ボ リ スチ レ ン.を使用す る と き は、 第 9 図 に示す よ う に コ ン ク リ ー ト 表面 と す る表面側 に ポ リ エチ レ ン フ ィ ルム の よ う な ポ リ オ レ フ ィ ン系 フ ィ ルム等を ラ ミ ネ ー ト す る と 、 ポ リ ス チ レ ン の割 れの防止 と は く り 性を確保す る こ と がで き て好 ま し い
[0047] ま た、 実 ϋ例で は排水路形成用窪み部 と して鍵横 に交差する 多数の溝状窪み部を形成す る よ う に し た 場合を示 し たが、 こ れに は限定されず、 その他に例 え ば 、 第 1 3 図 に示す よ う に 、 多数の突起部 1 9 を 形成 し 、 突起部 1 9 の 間を排水路形成用窪み部 1 1 と し て も よ い 。 突起部 1 9 の形状 と し て は四角錐や 円錐が好ま し い 。
[0048] ま た 、 実施例で は、 せ き 扳張設用 シー ト をステ ー ブルや発泡ポ リ エチ レ ン シー ト の裏面側 に形成 し た 感圧性接着剤 で せ き 板へ取 り 付 け た場合 を示 し た が、 せ き 板への取 り 付 け は別体の両面テ ープや接着 剤、 ま たは釘等で行な う こ と も で き る し 、 せ き 板の 7 製造 段 階 で 予 め シ ー ト を 一体 化 さ せ て お い て も よ い 。
[0049] ま た 、 実施例で は 、 凹凸模様 をエ ン ボス加工で発 泡合成澍脂シ一 卜 層に直接形成す る よ う に し た場合 を示 し たが、 凹凸模様の形成方法は任意で あ る 。 産業上の利用可能性
[0050] 以上の よ う に 、 本発明 に係る せ き 板張設用 シ一 卜 は 、 コ ン ク リ ー ト 型枠に お け る せ き 板の表面側 に取 り 付けて使用 さ れる も ので あ る か ら 、 コ ン ク リ ー ト 工事に おいて有効に実施す る こ と がで き る も の で あ る 。
权利要求:
Claims

8 請求の範囲 独立気泡の発泡合成樹脂 シー ト 曆 (1) の裏面側 にその面方向 に違通する 多数の锥水路形成用窪み 部 (11)を形成する と 共に 、 該発泡合成樹脂シー ト 屠 (1) に は前記排水路形成用窪み部 (11)と 連通す る 多数 の通水小孔 (12)を 開設 し た せ き 板張設用 シー 卜 。
発泡合成樹脂シー ト 層 (1) の表面側に凹凸模様 (16)を形成 し た請求項 1 記載のせ き 扳張設用 シー 卜 o
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
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同族专利:
公开号 | 公开日
AU2530888A|1989-05-02|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1989-04-20| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AU DE GB KR NL NO SE US |
1989-04-20| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): BE DE FR GB IT NL SE |
1990-07-19| REG| Reference to national code|Ref country code: DE Ref legal event code: 8642 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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